結婚生活が長くなるにつれ、いつの間にか減ってしまう夫婦の会話時間。仕事や家事、育児に追われ、ゆっくり話す時間も取れない… そんな悩みを抱えているご夫婦も多いのではないでしょうか。
会話は、夫婦円満の要です。お互いの理解を深め、絆を強めるためには、日々のコミュニケーションが欠かせません。しかし、「時間がない」というのもまた、現実ですよね。
そこでこのブログでは、忙しい毎日でも実践できる、夫婦の会話時間を増やすための秘訣を3つご紹介します。「1日たった10分」を意識するだけで、夫婦関係に嬉しい変化が生まれるかもしれませんよ。
「ながら会話」でスキマ時間を有効活用

夫婦の会話のために、まとまった時間を確保しようと意気込む必要はありません。大切なのは、日常の中にある「スキマ時間」を上手に活用することです。
例えば、
- 朝食や夕食の準備をしながら
- 一緒にテレビを見ながら
- 寝る前の布団の中で
など、ちょっとした時間でも「ながら会話」は可能です。
今日の出来事、面白かったニュース、子どもの様子など、どんな些細なことでも構いません。お互いに話しかけ、言葉を交わすことが大切です。
最初は意識しないと難しいかもしれませんが、習慣化してしまえば、自然と会話が生まれるようになりますよ。
「質問力」を磨いて会話を弾ませる
会話を長続きさせるためには、ちょっとしたコツが必要です。そこでおすすめなのが、「質問力」を意識すること。
相手の話に 「うん」「そうだね」と相槌を打つだけでは、会話はすぐに終わってしまいます。「それで?」「どう感じたの?」「詳しく教えて」など、相手がもっと話したくなるような質問を投げかけてみましょう。
質問は、相手への関心の表れです。「あなたの話をもっと聞きたい」という気持ちが伝われば、自然と会話も弾むはずです。
さらに、「どう思う?」と意見を求めたり、「自分はこう思う」と自己開示したりすることで、会話を深められます。
「会話のきっかけ」を生活の中に散りばめる
会話のきっかけを作るために、生活の中にちょっとした工夫を取り入れてみるのも効果的です。
例えば、
- 二人で一緒に読める本や雑誌をリビングに置いておく
- 週末の予定をカレンダーに書き込み、共有する
- 面白かったニュースや動画を共有する
など、会話の「タネ」を蒔いておくのです。これらをきっかけに、「そういえばこの本だけど…」「週末の予定、どうする?」といった会話が生まれやすくなります。
また、月に一度は二人で外食する、週に一度は一緒に晩酌するなど、意識的に「二人だけの時間」を作ることも大切です。普段とは違う環境で、ゆっくりと会話を楽しむのも良いでしょう。
小さな積み重ねが、夫婦の絆を強くする
夫婦の会話は、一朝一夕に増えるものではありません。しかし、毎日少しずつでも意識して会話を重ねることで、お互いの理解が深まり、自然と会話の量も増えていくはずです。
今日からできる「1日10分の会話習慣」。ぜひ、夫婦で一緒に始めてみませんか?小さな積み重ねが、きっと大きな幸せに繋がるはずです。